Android Studio 3.3.1を入れてみました!
今回も手順やアップデート内容メモなどを書いていきたいと思います。

いつものように、
「新しい機能、バグ修正、パフォーマンスの改善」がされているようです。

関連:以前のアップデート記録:
Android Studio 3.2.1
Android Studio 3.2
Android Studio 3.1.4
Android Studio 3.1.3
関連:公式の3.3.1の情報はこちら

Android Studioの下に通知

Android Studioを起動すると、
右下に、こんな通知が。

【メッセージ】
IDE and Plugin Updates: Android Studio is ready to
update.
【メッセージ翻訳】
IDEとプラグインのアップデート:Android Studioは
更新準備が整いました。

準備が整ったというアップデートを確認するために、
update」の文字をクリック。

関連:あとから再度アップデートを確認する場合はこちら:SDKなどのアップデートを確認

IDE and Plugin Updatesメッセージ表示

すると、以下のようなメッセージが表示されました。

【メッセージ内容】
The latest stable release
Android Studio(クリックでこちらへ) is now available for download.
Android Studio 3.3.1 includes performance improvements, bug fixes and new features.
・All improvements from IntelliJ IDEA 2018.2.2, including smarter code analysis and new refactorings
・A fresh navigation editor to quickly visualize and build navigation into your app
・Improved incremental Java compilation when using annotation processors for shorter build times
・Single-variant project sync to optimize project sync from the IDE
・Significant profiler updates including better rendering and app performance
・Ability to build Android App Bundles with full support for Instant Apps
・Automatic downloading of missing NDK packages
・Linter performance improvements
Release Notes(クリックでこちらへ).
Current version: 3.2.1(build 181.5540.7.32.5056338)
New version: 3.3.1(build 182.5107.16.33.5264788)
Patch size: 422 MB
(ボタン)
・Remind me Later
・Update and Restart
・Release Notes
・Ignore This Update
【メッセージ翻訳】
最新版の安定版リリース
Android Studio(クリックでこちらへ) がダウンロード可能になりました。
Android Studio 3.3.1には、パフォーマンスの向上、バグ修正、新機能が含まれています。
・よりスマートなコード分析と新しいリファクタリングを含むIntelliJ IDEA 2018.2.2からのすべての改良
・ナビゲーションを素早く視覚化してアプリに組み込むための新鮮なナビゲーションエディタ
・アノテーションプロセッサを使用してビルド時間を短縮した場合の増分Javaコンパイルの改善
・IDEからのプロジェクト同期を最適化するためのシングルバリアントプロジェクト同期
・レンダリングやアプリのパフォーマンス向上など、プロファイラーの大幅なアップデート
・インスタントアプリをフルサポートしてAndroidアプリバンドルを構築できる
・不足しているNDKパッケージの自動ダウンロード
・リンター性能の向上
リリースノート(クリックでこちらへ)
現在のバージョン:3.2.1(ビルド 181.5540.7.32.5056338)
新しいバージョン: 3.3.1(ビルド 182.5107.16.33.5264788)
パッチサイズ:422 MB
(ボタン)
・Remind me Later:後でもう一度通知して!
・Update and Restart:更新と再起動
・Release Notes:リリースノート(クリックすると
こちらに飛びます)
・Ignore This Update:この更新プログラムを無視する

関連:「Remind me Later」をクリックし、後でアップデートを再度確認する場合は、こちらの方法で再確認できます。)

Update and Restartをクリック

Update and Restart(更新と再起動)」ボタンをクリック。

すると、今までのバージョンでは表示されていなかった、次のようなメッセージが。

This allows Google to collect usage information, such as data about your feature usage, resource usage and plugin configuration. This data is collected in accordance with Google’s Privacy Policy.
You can always change this behavior in Preferences | Appearance & Behavior | System Settings | Data Sharing.
(ボタン)
・Don’t send
・Send usage statistics to Google
これにより、Googleは機能の使用状況、リソースの使用状況、プラグイン設定に関するデータなどの使用情報を収集できます。このデータは、Googleのプライバシーポリシーに従って収集されています。
あなたはいつでもこの動作を環境設定で変更することができます。外観と動作システム設定データ共有
(ボタン)
・Don’t send:送信しない
・Send usage statistics to Google:利用統計をGoogleに送信する

最近、プライバシーポリシーや個人情報の取り扱い方が厳しくなってきているせいか、その確認を行うメッセージのようです。

情報を送らないなら、「Don’t send」を。
送ってもいいなと思うなら「Send usage statistics to Google」をクリックして進めます。

1、2分待つと、次にはこんなメッセージが。

Import Android Studio settings from:
・Previous version (~/Library/Preferences/AndroidStudio3.2)
・Custom location. Config folder or installation home of the previous version:
・Do not import settings
以下からAndroid Studio設定をインポートします。
・旧バージョン(〜/ライブラリ/ Preferences / AndroidStudio3.2)
・カスタムロケーション前のバージョンのConfigフォルダーまたはインストールホーム
・設定をインポートしない

設定のインポート方法を指定できるようですー。
私は一番上の、前のバージョンから引き継ぐ方法にしてみました。


The directories below contain configuration and system files for unused versions of Android Studio. Check the box next to each directory you want to safely delete.
・Directory
・AndroidStudio3.2
(ボタン)
・Cancel
・Delete Directories
以下のディレクトリには、未使用バージョンのAndroid Studioの設定ファイルとシステムファイルが含まれています。安全に削除したい各ディレクトリの横にあるボックスをチェックします。
・ディレクトリ
・AndroidStudio3.2
(ボタン)
・キャンセル
・ディレクトリ削除

このメッセージは、出ない人もいる可能性も…?
私は最近パソコンを変えたので、表示されたものかもしれません。

内容は、未使用の設定ファイルなどが含まれているため、削除する場合はどれを削除するか指定してね、ということだと思います。
Last Used(最後に使った日時)と、Size(サイズ)も表示されています。

安全に削除できると書かれていますが、ちょっと怖いので私は残すことにしました(断捨離できないタイプなので…)。
本当は、削除した方が後々良いかもしれません。


その後、Android Studioが再起動し、一旦アップデートが終わりました。

3.3についての情報表示

再起動後、Android Studioの右側にこんな表示も出てきました。

ここからAndroid Studio3.3の内容も確認できるようです。
これは、前回も同じでした。

この情報は、不要であれば、
右端にある縦書きで「Assistant」と書かれたタブをクリックすれば
消すことができるようです。

Android Gradle Plugin Update Recommendedメッセージ表示

その後すぐに、前回のアップデートの時と同じように
次のGradleなどのアップデートも表示されました。
文章も今までと同じような感じです。

【メッセージ内容】
Android Grade Plugin Update Recommended
To take advantage of the latest features, improvements, and security fixes, we strongly recommend that you update the Android Grade plugin to version 3.3.1 and Grade to version 4.10.1
Release notes(クリックでこちらへ)
Android plugin 3.2.0 and higher now support building the Android App Bundle–a new upload format that defers APK generation and signing to compatible app stores, such as Google Play. With app bundles, you no longer have to build, sign, and manage multiple APKs, and users get smaller, more optimized downloads.
Learn more(クリックでこちらへ)
(ボタン)
・Don’t remind me again for this project
・Remind me tomorrow
・Update
【メッセージ翻訳】
Android Grade Pluginアップデート推奨
最新の機能、改善点、およびセキュリティ修正を利用するには、Android Gradeプラグインをバージョン3.3.1に、グレードをバージョン4.10.1に更新することを強くお勧めします。
リリースノート(クリックでこちらへ)
Androidプラグイン3.2.0以降では、Android App Bundleの構築がサポートされています。これは、APKの生成を禁止し、Google Playなどの互換性のあるアプリストアに署名する新しいアップロード形式です。アプリバンドルを使用すると、複数のAPKを構築、署名、管理する必要がなくなり、ユーザーはより小さく、より最適化されたダウンロードを手に入れることができます。
もっと詳しく知る(クリックでこちらへ)
(ボタン)
・Don’t remind me again for this project:このプロジェクトについてはもうアップデート通知しないで
・Remind me tomorrow:明日また通知して!
・Update:アップデートする

関連:Update前に、Gradleと、Gradleプラグインバージョンを確認する場合はこちら

関連:あとでアップデートしようとしたら、Gradleのダイアログが表示されなくなった場合はこちら

関連:あとからGradleのエラーが表示された場合はこちら:Grade project sync failed. Basic functionality (e.g. editing, debugging) will not work properly.

(オフラインモードだった場合)

(ちなみに、ここでAndroid Studioをオフラインモードにしているとエラーメッセージが表示されますが、「Disable Gradle ‘offline mode’ and sync project」をクリックしてオフラインモードをオフにすると進められます。)

(Android Studioをオフラインモードにしていた場合は、こんなメッセージになりました)
【メッセージ内容2】
No cached version of com.android.tools.build:gradle:3.3.1 available for offline mode.
Disable Gradle ‘offline mode’ and sync project
【メッセージ内容3】
Gradle sync failed: No cached version of com.android.tools.build:gradle:3.3.1 available for offline mode.
Consult IDE log for more details (Help | Show Log)
(Android Studioをオフラインモードにしていた場合は、こんなメッセージになりました)
【メッセージ内容2翻訳】
オフラインモードで使用可能なcom.android.tools.build:gradle:3.3.1のキャッシュバージョンはありません。
Gradleの「オフラインモード」を無効にしてプロジェクトを同期する
【メッセージ内容3翻訳】
Gradleの同期に失敗しました:オフラインモードで使用可能なキャッシュバージョンのcom.android.tools.build:gradle:3.3.1はありません。
詳細についてはIDEログを調べてください(ヘルプ|ログの表示)
→オフラインモードの時は、まず「
Disable Gradle ‘offline mode’ and sync project」をクリックすると、オフラインモードを終了できます。

updateボタンクリック

update」ボタンをクリック。
すると、1、2分でエラーが!

【メッセージ内容1】
Grade project sync failed. Basic functionality (e.g. editing, debugging) will not work properly.
(ボタン)
Try Again
Open ‘Build’ View(クリックしてもなぜか何も起こらず)
Show Log in Finder(クリックするとidea.logの場所が表示されました)
【メッセージ内容2】
ERROR: The Android Gradle plugin supports only Kotlin Gradle plugin version 1.3.0 and higher.
The following dependencies do not satisfy the required version:
root project ‘(名前)’ -> org.jetbrains.kotlin:kotlin-gradle-plugin:1.2.51
Affected Modules:
app(クリックすると、appファイルを開きます)
【メッセージ内容1翻訳】
グレードプロジェクトの同期に失敗しました。基本的な機能(編集、デバッグなど)は正しく機能しません。
(ボタン)
Try Again:再試行する
Open ‘Build’ View:「ビルド」ビューを開く(クリックしてもなぜか何も起こらず)
Show Log in Finder:Finderにログインを表示する(クリックするとidea.logの場所が表示されました)
【メッセージ内容2翻訳】
エラー:Android GradleプラグインはKotlin Gradleプラグインバージョン1.3.0以降のみをサポートしています。
以下の依存関係は、必要なバージョンを満たしていません。
ルートプロジェクト ‘(名前)’ – > org.jetbrains.kotlin:kotlin-gradle-plugin:1.2.51
影響を受けるモジュール:app


Kotlin Gradleプラグインのバージョンが合っていないようなので、変更していきます。
build.gradle (Project: (プロジェクト名))」を開き、Kotlinのバージョンを変更してみたいと思います。

上記の「1.2.51」を、
今回サポート対象として書かれている「1.3.0」に書き換えてみます。
そして、右上の「Try Again」をクリック。

すると今度は、こんな注意書きが。

Kotlin Migration
Migrations for Kotlin code are available
Detected migration:
Standard library: 1.2.51 -> 1.3.0
Language version: 1.2 -> 1.3
API version: 1.2 -> 1.3
Run migrations
(翻訳)
Kotlinの移行
Kotlinコードの移行が可能です
検出された移行:
標準ライブラリ:1.2.51 – > 1.3.0
言語バージョン:1.2 – > 1.3
APIバージョン:1.2 – > 1.3
移行を実行する

ここで、「Run migrations(移行を実行する)」ボタンを押して進めてみました。

すると、次にこんなメッセージが。

Code migration scope
Whole project
Custom scope
Include test sources
(翻訳)
コード移行範囲
プロジェクト全体
カスタムスコープ
テストソースを含める

どの範囲までを対象とするか決められるようですね。
ドキドキしますが、Whole project(プロジェクト全体)を選んで進めてみました。

No suspicious code found. (ファイル数) files processed in ‘Project (プロジェクト名)’
(翻訳)
疑わしいコードは見つかりませんでした。 ‘プロジェクト(プロジェクト名)’で処理された(ファイル数)ファイル


とりあえず、今回は問題なく処理されたようです。
この後、作成済みのアプリを起動・実行してみましたが、
問題なく動きましたー。

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