the run destination is not valid for running the scheme

Xcodeで実行しようとしたら、「the run destination is not valid for running the scheme」というエラーが出て実行できなかった時の対処方法メモです。

こんなパターンも。

結論としては、今回は、
1. 実機(iPhoneなど)で、コンピュータのアクセス設定をすればOK
2. ちょっと待ってから実行すればOK
の2パターンでうまくいきました!
(エラーメッセージの内容により、対処が違いました)

それぞれの対処方法を、詳しく書いていきたいと思いますー。

解決方法1

<メッセージの意味>

まずは、こんなメッセージが出ている場合。

The run destination (実機デバイスの名前) is not valid for Running the scheme

(実機デバイスの名前) does not trust this Mac. To use (実機デバイスの名前) with Xcode, unlock it and choose to trust this Mac when prompted.
(翻訳)実行先(実機デバイスの名前)はスキームの実行には無効です。 (実機デバイスの名前)はこのMacを信頼していません。Xcodeで(実機デバイスの名前)を使用するには、ロックを解除して、このMacを信頼するように選択します。

これは、Xcodeのコードエラーとか設定がおかしいとかいう事ではなく、

「テストで使おうとしてるiPhone(など)が、Macを信用していないみたいだから、
「信頼してるよ!」って言ってくれないと使えないよ!」という意味みたいです。

<まずiPhoneのロック解除>

iPhoneなどの実機を確認し、ロックされていたらロック解除します。
(いつもiPhoneのスリープ状態を解除する時などにやるような、パスワードを入れて、iPhoneが使えるようにする感じです)

<信頼ボタンをタップ>

こんなメッセージが表示されるので、「信頼」をタップ。

<パスワードの入力>

パスワードを設定している場合、パスコードの入力が求められます。

ここでパスコードを入れれば、実行できるようになるはずです!

解決方法2

<メッセージの意味>

次に、こんなメッセージが出ている場合。

The run destination (実機デバイスの名前) is not valid for Running the scheme

(実機デバイスの名前) is not available. You can see (実機デバイスの名前) console log and other details in the Devices window.
(翻訳)実行先(実機デバイスの名前)はスキームの実行には無効です (実機デバイスの名前)は利用できません。 Devicesウィンドウに(実機デバイスの名前)コンソールのログやその他の詳細が表示されます。

こちらは、エラーの内容がログなどに表示されているはずだから見てみてね、と書かれています。

<ちょっと待ってみる>

ログなどがどこに表示されているかわからなかったのですが、よくみると(私の場合は)これが原因でした!↓

Xcodeの上のバーに、「今実行中だからちょっと待ってね〜」というような雰囲気の青いバーが表示されています…。

つまり、まだiPhoneなどのデバイスの準備ができていないので、少し待つ必要があるというだけでした。

そのため、この青いバーが無くなり、「Preparing debugger support for (実機デバイス名)」((実機デバイス名)のデバッガサポートの準備中)というメッセージが消えてから再度実行してみると、
するりと実行できました!

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